組織と自己

   『組織と自己』       
干渉されず寄り掛かりせず
自立してゆくことは難しい
組織の中にあっては尚更だ
 自己が自己らしく在るには
 逃避もせず迎合もせずだが
 組織でどう自分を生かすか
今やほとんどの人が組織の中
組織の目的と自己目的が一致
それは組織と自己の互恵関係
              
[組織と自己] 今や社会の大半が何かの組織の中にいる。かつては組織の中の階級位を求めていたが、これからは組織目的と自己目的を一致させる事を求める時代だ。単なる主従関係ではなくなる。こうして組織と自己は活性化する。
   『組織と自己は互恵協業をその本質とする』
 組織が単なる資本の固まりであったり、権力の化物であったりする時代は終わった。社会への貢献目的を持つ組織も人の集合であり、その中の自己も又人である。この人と人との関係が対等互恵に近付くにつれて協業意識は増大する。                    田辺聖恵