創意爽快
『創意爽快』
創意を養う
蝶が目玉模様を作ったように
エイが自分を平らにした様に
創意を使う
紙飛行機を作って飛ばす様に
啄木が嘆きの短歌を作る様に
創意で遊ぶ
損得を離れたファインンプレ−
観客ぬきにしたひとりレッスン
[創意爽快] 総ての動物は前進構造である。人間は老化すると考えるが、わが子という形で前進を続ける。それは変化適応をする為である。さらに創意を身につけて先取り適応をする様になった。適応から察応へと変身してゆく。
『同形の雲一つなき秋の空』
創意の楽しさが身につくと、対応の用から無対応の創意へと変身してゆく。芸術や優れた宗教などがそれである。創意自体を喜びとする生き方が創造されてくる。真の豊かさとはそういう世界であろう。人生自体をデザインする。 田辺聖恵