学びと元気

  『学びと元気』       
学ぶ所多く行う所は少なし
こんな所が私どもの実際だ
まことに恥ずかしい限りだ
 学びをまるでしないならば
 何かする元気も出てこない
 元気の源が学びなのだから
一日一頁一日半頁でも読む
一日一行でも考えて書く
一日半日の元気を頂く
               
[学びと元気] 結局は自分で自分を励まさねばならない。私ども凡人は自動的に元気という訳にはゆかない。そこで何かから元気の種を仕入れねばならない。その最も手近かなものが学びだ。読む・見る・考える・書く事だろう。
    『人生とは終わり無き学びの連続だ』
 今は映像文化の時代ではあるが、これは受け身になり易く、単なる知識で終わる。学びの中心は考える事に違いない。そこで総ての情報知識は考えるを通す必要がある。それでなければ身につくものにならず元気の元にならない。              田辺聖恵