なぜゆっくりゆっくりか。

昨年一年かけて私が推測した日本人本来の歩き方を試行した。
ある程度納得できるところまできたかなと思っていたら、
「ただ歩くだけだと遅筋だけが使われている状況なので筋肉の量は減っていきます。
大股で速く歩くことで、
遅筋と速筋の両方の筋線維が使われ、
筋肉の量を維持することにつながり、
体全体が引き締まります。
筋肉の量を保つと基礎代謝も上がり、
太りにくい体質になるだけでなく血流もよくなり、
生活習慣病などの改善にもつながります」とある週刊誌の記事を見た。
ここから混乱が始まる。
筋肉量は減る?
発言者の某私立大学I教授に問い合わせるが無視され、
再度情報を集め直した。
結果は、これまでやってきたことは、
ただ歩くではなく、十分に速く歩いていた。
少し安心。
十分筋肉はついたと思われる。
30キロは間違いなく歩けるようになっている。
次はさらなるスピードを追い求めよう。

ところがここでひらめいた。
逆は・・・
ゆっくり歩いたら・・・
ある専門家に尋ねたら、ほとんど検討されていない。
したがって文献もないだろうとのこと。

ここで反抗心がむらむらと・・・
やってやろうじゃないか。
私が実践してみる、
この身体を使って試してみる。

念の為、ダイエット、メタボ対策、心肺機能強化を考えていらっしゃる方には無用の発想です。

通常の半分の速さで歩けますか、
意外と難しい。
50m/分 歩数で言えば70歩/分程度
すぐ速くなってしまう。
都会では通行の邪魔になりかねないでしょうから、
コース選びが難しいかもしれません。
無理してゆっくり歩くので、
大脳への刺激は多いといえるでしょう。
高齢者向きの発想とお思い下さい。

ひざを伸ばして、かかとから着地。
いたって簡単なことが、出来ない。
背が高くなったような変な感覚です。
かなり時間かかりそう。
今日は5.6キロを1時間27分で歩いた。
67m/分
どうしてもゆっくり歩けない。
ゆっくり歩いて筋肉痛?