書く・考える

  『書く・考える』      
書くことは考える事である
考えることは自分との対話
自分を確かにし豊かにする
 書きつける考える事を通して
 見えなかったものが見え出し
 目的に向かった前進を始める
書くから考えが次々に出て来る
料理をすると工夫が出だす様に
書く喜び考える喜びが出て来る
              
[書く・考える] 「下手な考え休むに似たり」下手同士で碁を打つとこの名言を言い合いする。これはこうしようかああしようかと碁石を盤に置いて考えない(書かない)から考えが進まない事を意味する。考えるポイントだ。
    『書き考えるは一人対話に違いない』
 決まった答を出す場合にも書きながら考えるのが早道だが、まだ決まっていない新しい答を出すには、この書きながら考えるという事が不可欠条件となる。設計図を下書きするのと同じ手法。絵でも画きながら創意を煮詰めてゆく。               田辺聖恵