己人誌

    『己人誌』         
己人誌の素晴らしさ 楽しさ
主題をさがす まとめる 書く
交流する 輪が広がる 深まる
 時には構えたり 時には気軽に
 まさに苦あれば楽ありの通り
 心の灯が明るくともる思い
己は己でしかない事が分かり
せいのびをしなくなる人生
毎日の回転がよくなる人生
              
[己人誌] この所多くの人が一人雑誌を出す様になった。私も一二枚刷りやハガキと様々な形や内容のものを頂く。それぞれが楽しく、又教えられる事が多い。それにその人そのものの己性が現れている事に価値があると思われる。
   『己人誌はまさに己の生き方の象徴』
 ただただ働く時代に『じっと手をみる』と啄木は自己表現をした。その自己表現に生きる根拠を感じていたに違いない。心をこめて己を表現する一人誌は、ヒョッとすると啄木の様ないのちの生き方をしている現れかも知れない。                  田辺聖恵