朗々と生きる

  『朗々と生きる』      
朗読というのがあるのだから
朗文・朗話・朗働があってもいい
謹厳実直だけではちょっと重たい
 音吐朗々というのがあるのだから
 生き方にも明朗爽快さがあっていい
 それが今日的なスマ−トさでもある
朗には澄んださまの意味もあるから
こだわりを突き抜けているのだろう
諸事万端さっぱりと生きるのもいい
               
[朗々と生きる] スズメが鳴きだすと間もなく雨が上がるという。明日は天気となれば誰でも心が明るくなる。いつでも明朗である為にはそれなりの工夫がいる。返事を遅らさないとか相談すべきは相談するとかのタイムリ−だ。
    『完全主義では朗々人生になり難い』
 淡々さにプラスアルファ−したのが朗々と言えよう。それは自信がベ−スにあるという事だ。自信とは達成経験が裏打ちとしてあるという事だ。つまり自分が前進構造になっている事だ。停滞構造では朗々という訳にはゆかない。         田辺聖恵