英知と愛和

『英知と愛和』       
英知なき真実はない
真実がなければ物欲世界
物欲世界は人間を動物化する
 愛和なき真実はない
 真実がなければ暗闇世界
 暗闇世界は人間を無知化する
英知と愛和が両輪となって
真実世界が展開してゆく
一人々々の実現目的として


[英知と愛和] 人間の在り様や価値化を考える所に英知がある。共々に豊かさ優しさを互恵し合う所に愛和がある。この様な英知と愛和を調和する所に真実世界がある。しかし一人々々の実現目的とならねば架空の幻想でしかない。 
   『人類は確実に真実世界に向かっている』
 今や政治権力の時代が終わり経済時代になったが、英知愛和の時代はまだまだ遠い。物の豊かさ幸福を自分本位にしか思えないからだ。共に分かち合う譲施互恵の実行によってしか真実世界は現れない。そこに真の喜びがあるのだが。        田辺聖恵